「月額で通える病院」は本当に得か?進む“医療サブスク”の光と影
「毎月決まった金額で通院し放題」。
そんな“病院のサブスク化”が、じわじわと広がりつつあります。
スマホで予約し、オンライン診療や薬の配送までまとめて管理するサービスも登場。
家計を助ける新しい仕組みとして注目される一方、政府ではいま「医療費支払い上限の引き上げ」議論も再燃しています。
「便利」か、「負担増」か。
私たちはこの波をどう受け止めるべきなのか。わかりやすく整理していきます。
なぜ今、“医療サブスク”が広がっているのか
1. 家計インパクトが大きい医療費
日本は世界的に見ても医療アクセスの良い国ですが、少子高齢化が進む中で、医療費は年々増加し、個人の支払い負担も重くなっています。
とくに子育て世帯・持病のある人は、月々の医療費が「計算しづらいランニングコスト」になりがちです。
2. 定額制は「見通せる安心」を提供する
サブスク型医療は、例えば「月額5,000円で内科・小児科オンライン診療&薬配送」など、支払いが一定で予測可能。
これは家計管理のしやすさに直結します。
実際、特に人気が高いのは次のようなニーズです。
- 子どもの発熱・鼻水対応を気軽に相談したい家庭
- 慢性疾患で毎月同じ薬をもらう必要がある人
- 医師にアクセスしづらい共働き・地方在住者
しかし同時に議論される「医療費支払い上限の引き上げ」
日本には、医療費が高額になりすぎないよう、月ごとに負担額が一定以上になれば国が補助する「高額療養費制度」があります。
しかし、医療費総額が増え続ける現状に対し、政府内では「上限を引き上げるべきではないか」という議論が高まっています。
サブスクが当たり前になると何が起きる?
サブスクが広がれば通院のハードルが下がり、利用が増加する可能性があります。
その結果、国全体の医療費がさらに膨らめば、制度維持のために上限引き上げや保険料増加が進む可能性があります。
つまり、短期的には「使いやすく便利」でも、長期的には「負担や制度に影響」が及びうるということです。
“得をする人”と“そうでない人”は誰か
| 得をしやすい人 | おすすめできない人 |
|---|---|
| 慢性疾患で毎月通院する人 | 基本的に健康で、通院頻度が低い人 |
| 子どもの急な病気が不安な家庭 | 対面でじっくり診察してほしい人 |
| オンライン診療に抵抗がない人 | 医師・病院を都度自由に選びたい人 |
「サブスクは万能ではない」という点は、押さえておく必要があります。
これからの医療との付き合い方
- サブスクは“かかりつけ医の補完”として使う
- 家計負担を定量化し、年間医療費を見える化する
- 国の制度改正の動向を定期的に確認する
自分の生活スタイル・健康状態に合った「ちょうどいい医療の距離感」を探すことが、これからの時代には求められます。
まとめ:あなたの意見を聞かせてください
医療サブスクは、便利さと安心をもたらす一方で、制度や社会全体の負担に影響する可能性もあります。
恩恵を受ける人もいれば、必要ない人もいる。
だからこそ、一人ひとりが考え、選ぶことが大切です。
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というアクションをしてみてください。
参考リンク(出典)
- 厚生労働省 高額療養費制度について
- 医療DX・オンライン診療に関する最新動向資料



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